第9話 最悪な出会い新着!!
——Y.I.L.ミーティングルーム。 扉が開くと、ルナがにこにこと笑いながらタイゴを迎えた。 「やぁ!しばらくぶりだね!タイゴくん!」 「ルナさん!お疲れ様です!」 タイゴは背筋を伸ばし、敬礼した。いつもの気だるげ […]
第8話 ナメトン狩りと不穏な因縁
プー!プー!プー!!! 部屋に響く呼び出し音。 横になっていたタイゴは、気だるげにアンチャーウォッチへ手を伸ばした。 「テングマン!シブヤ町に"承認欲”の怪獣インフルエンザーが出現したわ!街の人々の様子が次々におか […]
第6話 キュウリィャヤヤァア!!
——ツクモ海岸 上空 ババババババッ——!! 激しいローター音を響かせながら、一機のヘリコプターがツクモ海岸上空へと接近していく。 「まもなく、現場上空」 操縦士から報告が入る。 「了解。特異体は視認できるか?」 […]
第5話 スイカには、塩じゃねぇ──バットだ。
——Y.I.L司令室。 巨大モニターには、海岸に現れたスイカーンの映像が映る。 「お姉ちゃん!ツクモ海岸で通常のスイカーンよりも強い"食欲"の周波を検知したよ!!」 別のモニターには通常のスイカーンを大きく上回る、ヨ […]
第4話 スイカーン、降臨
Y.I.Lに所属したアンチャーズには——。 “アンチャーグローブ”とは別に、二つの支給品が渡される。 一つは——。 “アンチャーウォッチ”。 通信、ナビ、怪獣データの確認などを行える、アンチャーズ専用の多機能腕 […]
第3話 テングマン、始動
【俺は昔から、喧嘩だけは強かった。】 【そして、その強さにモノを言わせて——かなり馬鹿もやった。】 夕暮れ時。町外れに佇む、古びた神社。大きな鳥居の前に、一人の少年が立っていた。天神タイゴである。 「…………」 ザッ […]
第2話 Y.I.Lへようこそ
見知らぬ天井が見える。 「んが?……んん、んがが?」 (なんだ? ここ、どこだ?) タイゴは目を覚ました。 ゴソッ——。 起き上がろうとするも、動かない。 「んが! んがが!」 視線を落とすと、両腕も両脚も縄 […]
第1話 俺の名前は天神タイゴ
古びたラジオから、軽快な二人の声が流れている。 「なぁ、異常災害国防法できてから、もうだいぶ経つやん? 最近、避難勧告めっちゃ増えてへん?」 「増えとるなぁ〜。まぁでも、なんか起きても防衛隊がすぐ復旧してくれるしな。ほ […]

